エリアガイド
高崎市で住む場所を選ぶ
高崎の住みやすさは、東京方面への鉄道利用と群馬での日常を両立したい人に魅力。高崎駅周辺、在来線沿線、郊外から、通勤・家族の送迎に合う暮らし方を選びます。
高崎の住みやすさは、鉄道を使う日と地元で暮らす日を両立できること
高崎は、東京方面への出社や出張を続けながら、群馬で家族との暮らしをつくりたい人に向いています。高崎駅の新幹線・在来線を使う生活と、市内や周辺へ車で動く生活を組み合わせられることが魅力です。駅を使う日の移動を自分で済ませられ、家族の通勤・送迎も無理なく回る場所なら、高崎へ移住する利点を生かせます。
例えば、本人は週の一部だけ県外へ出社し、家族の仕事や学校は高崎市内にある家庭です。駅への行きやすさを住まい選びの中心に置く意味があります。一方、家族全員の用事が前橋や伊勢崎へ向かうなら、高崎駅の便利さだけで決めず、日常の行き先に近い街を主候補にします。
土地にかける予算と、鉄道を使う価値をそろえる
2025年の公表取引から土地単価をそろえると、高崎と前橋には次の違いがあります。住宅地だけでなく商業地なども含む、市全域の「宅地(土地)」の比較です。
| 市 | 単価算出に使えた取引 | 土地単価の中央値 | 150㎡を仮定した土地分の換算 |
|---|---|---|---|
| 高崎 | 345件 | 44,706円/㎡ | 約670万円 |
| 前橋 | 268件 | 39,156円/㎡ | 約590万円 |
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ、2025年第1〜第4四半期の不動産取引価格情報(2026年9月7日取得)。各取引の価格÷面積の中央値。150㎡は説明用の仮定で、未丸めの中央値から換算し10万円単位に丸めています。
同じ150㎡を置いた差は約80万円です。これは高崎駅への近さの値段ではなく、取引された土地の用途や立地が異なる市全体の差です。それでも、土地予算と移動の負担を一緒に考える手がかりになります。県外との往来が多く、駅への移動を自分で済ませられる高崎の場所なら、鉄道を使う暮らしへ予算を配分する理由があります。前橋側の通勤・送迎が中心なら、前橋も残し、住宅費と車・駅駐車場の費用を同じ期間で並べます。実際の150㎡の売値や、建物・造成を含む購入総額を示す数字ではありません。
駅への近さと、家族の暮らしやすさが重なる場所を選ぶ
高崎駅に近い場所を選ぶときは、「帰りが遅くなっても家族の迎えを頼まず帰宅できるか」まで含めて考えると、駅距離に払う費用の意味がはっきりします。出社日ごとに車や送迎が必要なら、駅までの時間、駐車料金、家族が車を使う時間も住居費と同じ表に入れます。新幹線の乗車時間だけを見て住む場所を決めないことが大切です。
在宅勤務の日が多い家庭は、駅までの近さを少し譲り、普段の買い物や送迎に合う場所まで候補を広げられます。ただし「駅から離れるほどよい」という意味ではありません。駅に出る日の負担を引き受けても、家で過ごす日や家族の移動が楽になる場所を残します。通勤頻度と家族の行き先が変わる可能性も、同じ家に住み続ける条件に入れます。
市内で暮らし方が変わる場所
高崎は市域が広く、市の都市計画マスタープランも高崎、群馬、新町、箕郷、榛名、吉井、倉渕の地域別に構想を示しています。市名が同じでも駅・職場・学校との位置関係は異なるため、次の生活像から探す範囲を決めます。
- 高崎駅・中心市街地側は、県外へ定期的に出る人や、仕事・学校が中心部に集まる家庭向けです。駅を使う本人だけでなく、残る家族も通勤・送迎を続けられるなら第一候補になります。
- 井野・高崎問屋町駅周辺や高崎市街地の東側は、在来線と車を使い分けたい家庭の候補です。駅への近さを生かせる場所と、車で勤務先へ向かいやすい場所が重なるかで選びます。
- 倉賀野・新町方面は、高崎駅方面だけでなく藤岡・玉村・埼玉北部側にも用事がある家庭の候補です。南側へ動く暮らしが合うなら残し、河川周辺の物件は浸水想定と避難経路を重ねて絞ります。
- 群馬・箕郷・榛名・吉井・倉渕方面は、職場や親族宅など、その地域に日常の拠点がある家庭に向きます。広さへの希望だけで範囲を広げず、学校・通院先までの移動を続けられる地域を残します。
車中心の家庭にも、高崎を選ぶ理由はある
鉄道をあまり使わなくても、職場、学校、通院先、親族宅が高崎市内にまとまるなら、高崎は主候補です。移住後に頼れる親族の近くに住む、夫婦の通勤と子どもの送迎を同じ方向にそろえるなど、駅以外にも暮らしやすさを得る理由があります。市内のどこへ住んでも同じ便利さになるわけではないので、家族それぞれの行き先を一枚の地図に載せ、往復が増えない側から探します。
夕方に駅への迎えと子どもの迎えが重なる場所は、駅に近く見えても優先度を下げます。雨の日に自転車が使えない、車を家族が使っているといった日も含め、帰宅と送迎を誰が担うかまで決まる場所なら、移住後の暮らしを想像しやすくなります。
高崎を残すなら、次は駅へ出る方法と住宅費をそろえる
高崎を選ぶ理由が県外との往来なら、徒歩・自転車・在来線・車のどれで高崎駅へ出るかを先に一つ決めます。市内の暮らしが中心なら、職場と家族の行き先が集まる側を一つ残します。そのうえで高崎市の駅近・郊外を住宅価格と土地条件で絞ると、必要な便利さに予算を配分できます。
高崎駅をほとんど使わず、前橋側の仕事や学校が生活の中心なら、高崎と前橋を平日の暮らし方で選ぶ方が候補を決めやすくなります。駅への近さ、施設の存在、都市計画上の将来像は、個別の交通時間や施設の利用、安全性を保証しません。希望する家の移動負担や災害時の避難を説明できない場合は、その物件を外します。